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「0(ゼロ)からの風」観てきました! [映画]

昨日の午後、「ゼロからの風」映画上映会に行ってきました。
会場は、ほとんどいっぱいになっていました。
スーツをきた男性が多かったのは、主催が損害保険代理業協会だったので
その関係者が多かったからなのでしょう。
そういえば、この映画上映会、「公開セミナー」となってたから
保険関係のセミナーの一環としておこなわれたのでしょう。
そこに、私たちのような一般のものも参加させてもらったというかたちのような。

映画は、よかった・・・けど、
原因はちがっても同じような喪失体験をしている自分のようなものには
みていて、かなりつらい場面が多かった。
冒頭から、もう涙をこらえることはできなかったし
かわいそうとか、かなしいとかいうよりも
子をなくす母の心が自分とかさなって、心が痛くてしかたなかった。

それでも、主人公けいこさんが、法律をかえようとたたかったところとか
早稲田に入学しようとがんばるところとか
メッセージ展をひらくところとかには
かなしみにくれるだけでなく、自分にできるところで精いっぱい頑張る姿に心をうたれたし
なんて強い人なんだろうと、感動もおぼえた。

「危険運転致死傷罪」
この法律をつくるきっかけになったのは、彼女たちだったのですね。

映画のあとで、鈴木共子さんの講演がありました。
映画に関してのお話
実際には、映画のけいこさんのようには自分は強くはない
と語っておられました。
映画の中では、強く闘う女性としての印象が強かったのですが
日常の中では、葛藤することも、涙をながすことも
落ち込むことも、きっといろいろあったのでしょう。
この言葉をきいて少し安心しました。
鈴木さんのようにいろいろな活動をされている強くみえる女性でも
そうなんだと。
ときどき落ち込んだり、いやになったり、葛藤くりかえしたりするのも
自分だけじゃないんだってわかったから。

でも、旦那さんをなくし、一人息子をなくし
絶望のどん底におち、でもそこにとどまることをせずに
次々と信じる道を探し、追及してこられた鈴木さんの姿には
学ぶべきものがたくさんあるともおもいました。
だからといって、自分が簡単に真似できるものではないですが・・

最後に会場を後にする時
鈴木さんと、ほんの少しだけお話ししました。
(子どもを亡くす)原因はちがっても、おもいは同じだと、
おっしゃっていただきました。

行ってきてよかった。。
でも、帰ってきてから、体調が悪化。
夜になって、微熱がでてきてしまいました。
今日は、予定をキャンセルして、一日家でおとなしくしていることにします。
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「0(ゼロ)からの風」 [映画]

こちらの日記でも取り上げたことがある、映画「ゼロからの風」の上映会が、
明日岐阜で行われます。

少し前に、新聞広告でこのことを知り、さっそく申し込んでみたところ
入場整理券が送られてきました。
  
  場所 未来会館 長良川ホール
  住所 岐阜市学園町 3-42
  時間 午後1:30開演

この映画は、交通事故で一人息子さんをなくされた、鈴木共子さんをモデルに
描かれたものです。
田中好子さんの主演。
鈴木共子さんのこと、詳しくはこちら→http://m-haruka.blog.so-net.ne.jp/2008-05-28

映画「ゼロからの風」公式HPはこちら→http://www.zero-karano-kaze.com/contents/intro.php

不覚にも、きのうから風邪をひいてしまったようです。
それで、今日は一日家で養生
熱はでてないので、明日はたぶん大丈夫だとはおもうけど
これ以上ひどくならないようにしないと。。
明日は、舞台挨拶に鈴木共子さん本人もいらっしゃるということだし。
ぜひ、みてきたいと思っています。

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きのうで5年になりました [思うこと]

きのう10月2日は、晴香の5回目の命日
当初の予報では、台風の影響で2日は雨か曇りになるだろうとのことでした。

晴香って、名前のせいなのか、晴香本人の雰囲気のせいなのか
私の中には、晴香といえば、曇天よりも晴れた青空が似合うというイメージがあります。
そのためか、命日に台風とか雨とか嵐になるなんて
なんとなく似合わないなぁ、イメージとちがうなぁっておもってました。

そしたら、きのうは、ここ何日間かなかったようなすばらしい秋晴れになりました。
ほんとに、久しぶりのいい天気。
「やっぱり、晴れたなぁ」って、おもわず心の中で呟いてました。

家の中から撮った画像
030.JPG
北側の風景~遠くにみえるのは金崋山と岐阜城
昨年まったく同じ場面を撮ってました→http://m-haruka.blog.so-net.ne.jp/2007-10-02
まさに、雲ひとつない秋晴れ。

午後から、両親が
夜に、晴香の同級生だった子が、おまいりに来てくださいました。
ほかにも、メールやお手紙をくださったかた
声をかけてくださったかた
5年も経つのに、この日のことを今も覚えていてくださって、ほんとうにありがたいことです。


夜きてくれた晴香の同級生が語ってくれた言葉

「晴香さんのことは、当時の自分にとってもとても衝撃だった。
今も忘れられない。
あれから、時間というものが大切なんだとおもうようになった。
よく自殺する人がいるけど、そういうのはどうかと・・・」

晴香のことで、こんなにも真剣に考えてくれたのかとおもうと
ほんとにうれしかった。
命の大切さや儚さ、今というときの大切さを、わずか15歳にして
感じてくれたんだなと。

やっぱり、晴香は今もみんなの心の中で生きていてくれるんだなぁ。

032.JPG
ありがとう・・


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