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25歳の誕生日 [思うこと]

前回から2ヶ月も過ぎてしまいました。
その間、新しい年が明け、母の2回の手術も終わりすでに退院、
先月の13日は、沙織の成人式、
そして同じく27日は、晴香の25歳の誕生日でした。

いろいろなことがあって、ありすぎて、
無理をしすぎたせいか、体調も少しおもわしくなかったこの2ヶ月でした。
夜になると疲れてしまい、パソコンを開いてみるものの
なかなか記事を書いたり、コメントをしたりなどする気になれませんでした。
ここ数日、少しずつ体調が戻ってきたようで、久しぶりにこうやって呟いている次第。

ブログ書こうとおもいつつ書けないでいたのですが・・
先月の27日、晴香の25歳の誕生日は、
発病して初めて中学校を休んだときから、ちょうど10年目、
小さい頃病気がちで弱かった晴香でしたが、
中学に入ってからはあまり病気をしなくなり、その日まで一日も休むことなく学校に通っていたのでした。
それだけに、初めて休んでしまったその日、とても残念がっていたことを今でもよく覚えています。

病院に入院し、手術したのは、その少しあと、
2月に入ってからでした。
そのころに病院で撮った写真は、今でも御仏壇の前に置いてあります。
普段毎日じっくりと見るわけではないけれど、ちょうど10年になる今年の誕生日には、
手にとって、暫くの間見入ってしまいました。

byouinnite.jpg

東京や大阪からわざわざお見舞いに来てくれた親戚のみなさんが、
ポラロイドカメラで撮ってくれた写真。
家族4人の写真、従姉妹たちといっしょの写真など、
写真を見ていると、当時のことがまざまざと甦ってくるものですね。

沙織もまだ当時10歳、従姉妹のみんなもまだ小中学生くらい。
小さかったけれど、今ではみんな大きくなって、
10年と言う時間の流れを感じさせられます。
大人の私たちも、年を取ったものだとしみじみ。

あのときいた晴香が今はいない、という淋しさももちろん感じさせられるのだけど、
それだけでなく、10年という時間が、
確実に何かを変えていっているのだなあということ、
それは私たちも含む生きているものの形であったり、
またひとりひとりの環境や生き方でもあったり、
そして、人の心のうちでもあったり・・・
うまくいえないけれど、たしかに10年の歳月はいろいろなものを変えていく
大きな力をもっているものなのだなあということ、
写真を見ながら、なんとなくそんなことも感じさせられてくるのでした。

006.JPG

25歳の晴香、
どんな女性になっていたのかな。
相変わらず思い浮かべることは難しいけれど・・
記憶の中の幼い晴香、15歳の晴香、
ときどき夢にでてくる晴香・・
現実世界では出逢うことはできないけれど、
心の中や夢の中の晴香は、明るく笑っていてくれる。
そんな晴香には、明るいメロディーと、
ギターとチェレスタのやさしい音色がとっても素敵な、『夢路より』が似合うかな。

『夢路より』 フォスター作曲


前回と同じくぴあんの部屋さんからお借りしました。ありがとうございます^^


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