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父のお墓参り [日々のできごと]

8月17日父の一周忌もすぎ、晴香の10年目の命日もすぎて、
気がつけば今年も、もうあと1か月とちょっと。
1日はそれなりにいろいろなことがあるのですが、
1週間、1か月とすぎてみると、なんだかあっという間に
過ぎ去ったような感じがします、このところは特にまた。

父が亡くなってからまだ1年とちょっと、
一番身近にいつもいっしょにいた母にとっては、
もっと複雑で、いろいろ思い悩む1年だったのかもしれません。
膝の手術も成功して、痛みもほとんどなくなり、
体が徐々に元気になってきたのとは裏腹に、
心のほうはまだまだ元気にはなりきれないようです。
外に出しきれない、なんともいえない淋しさがあるのではないかなと、
母を見ていて、そんなことも感じられてくる。

実家には車で30分ほどで行けるので、
なるべくちょくちょく顔を出すようにしている。
母娘で、ときどき父の想い出話をしながら、
あれこれおしゃべりすれば、母も気が紛れるだろうから。

そう、悲しさや淋しさは、時間がたってもそうそうなくなるものじゃないから、
かといって、じっと悲しみの中に浸っていては気持ちも塞がるばかりだから、
なにかで気を紛らわせるしかないんですよね。
私もそうだったから。

先日、実家に行った折、父のお墓まいりをしてきました。
命日でもお盆でもお彼岸でもなかったけれど。
なかなかそういう日にぴったり合わせていくことができなかったら、
この日は何でもない日だったけれど、ただなんとなく。

墓地のまえにある大龍寺のドウダンツツジが赤く紅葉していました。

d.doudan.jpg

今年はちょっと赤がくすんでいるよう。
例年はもう少し赤が鮮やかなのだと、母は話していました。
市内でみかけるあちこちの街路樹も、
高山に向かうせせらぎ街道沿いの紅葉も、
今年は、赤くなる前に葉が枯れてしまったりと、
今一つなようです。あまりにもこの夏が暑過ぎたせいなのでしょうか。
来年もし、もっと鮮やかな赤に紅葉していたら、
お寺のお庭のつつじ、拝観させてもらうことにしましょう。

周辺の山の紅葉、お寺の周囲一面のドウダンツツジ、
そして墓地の背後には、如来像もいらっしゃる、
父は綺麗な景色に囲まれた静かなところで眠っています。

10年がすぎ、晴香の納骨もそろそろ考えたほうがいいのかな。
こちらは、父とはちがい、ちょっと離れた山の方になるのでそんなに気軽には
行けなくなってしまうのだけど。。
十三回忌は再来年、十七回忌となるとさらにまたその4年後ということ。
さて、どうしようか。



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