椅子 [その他]
わが家では今、晴香の使っていた机を妹の沙織が、
沙織が使っていた机を私が使っています。
いずれも、子どもたちの小学校入学にあわせて購入したものですが
それ以来、机はもちろんですが
セットになっていた椅子も、ずっとそのまま使っていました。
さすがに中学生になった沙織には、椅子の高さが合わなくなってきたので
新しいものに買い換えることにしました。
古い椅子は、ガタつくようにもなっていたので、処分することに。
10年近く使い続けると、愛着がわいて、処分するのも淋しい気がします。
椅子自体には執着はないのに、淋しい気がするのはどうしてなのかな。
長い間子どもたちが使っていた物にはいろいろな思い出が染みついているので
それがなくなってしまうような錯覚を、一瞬おぼえるせいなのかもしれません。
そういえば、昨年の夏、15年近く使い続けた冷蔵庫を処分したときにも
冷蔵庫に貼ってあったポケモンのシールをみたときに
なんともいえない思いがしたものです。
冷蔵庫が運ばれていくときに、不安な想いに駆られたのは
懐かしい思い出が遠ざかっていくような、そんな気持ちになったからなのでしょう。
それでも、昨年よりもそういう気持ちは幾分薄らいでいるような気もします。
年月と共に・・・気持ちはかわってきているのか
それとも、あくまで物は物、という考え方ができるようになってきたのか。
はっきりとは、自分でもわからないけれど。
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