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晴香ちゃんのことを詠みし歌 [その他]

先週の木曜日早朝、親戚のAさんが亡くなられました。
1年以上、病と闘ってみえたのですが、
闘病中も気丈に振る舞われ
亡くなる前日まで、しっかりとお話しされていたそうです。
72歳。平均寿命から考えてもまだまだお若く、
無念だったこととおもいます。

お通夜の最後にお寺さんがお話しされた内容が心に残りました。

人は日常の中で、「死」というものをあまり深く考えることなく過ごしてますが
大切な人との別れによって、「死」というものが身近にあるものだということを
知らされます。
大切な人が、人の命の儚さやこの世の無常というものを
身をもって教えてくれるのです。・・・・・・・

そのようなお話しでした。
大切な人との別れはいつだって淋しくつらいものですが
それによって、はじめて知ることがあるというのも、考えてみれば皮肉なことにおもえます。


Aさんのことを考えるたびに、ある歌を思い出します。
それは、Aさんが晴香とのお別れの場面を短歌として詠んでくださったものです。
葬儀の数日後に、お手紙に添えていただきました。
  

     晴香ちゃんのことを詠みし歌

    15歳で逝きし少女は花柄の
         衣を纒いてほほえむ如し
 
    孫娘も少女の葬に泣きじゃくる
          柩にそいで歩歩を進めり

    永遠の眠りにつきし少女の
          閉じしひとみの長き睫よ 


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