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新しくなった県病院 [思うこと]

夕べ、夜中の3時過ぎころ
「おかあさん、なんか気分わるい~」
と言いながら、沙織が起きてきました。
それから、20分か30分おきにおう吐。
明け方になってもおさまらなかったので
県病院の救急センターに連れて行きました。

吐き気止めと水分補給の点滴をしてもらうとしばらくして、
沙織はスヤスヤ眠りはじめました。
点滴をして、気分がよくなったのでしょう。
10過ぎには点滴も終わり、薬をもらって帰ってきました。

県病院は、新しく建て替えられ
昨年の11月から「岐阜県総合医療センター」と名前もかわっていました。
救急センターの中も、以前よりずっと広くなり、ベッドもたくさん、そしてもちろん綺麗になっていました。
晴香が通っていたころの県病院はかなり老朽化していたので、
あのころとは随分かわったものです。

11月から新しい建物でスタートしたということでしたが
まだ、旧の建物も残っていました。
会計などの事務手続きは、旧館でやっていました。
懐かしい県病院。
晴香とともに、何度も通ったところです。
受付や会計の窓口。その向こうには小児科と
脳神経外科の外来があります。
あちこちみまわすと、病棟とはまたちがう記憶が呼び起こされてきます。
事務手続きを待つ間、いろいろなことが思い出されました。
いろいろ思い出すと、その時の晴香が自分のすぐそばに今もいるような気持ちになってくるから不思議です。
甦ってくる1つ1つの記憶も、そのときの気持ちも、あまりにリアルすぎて
だんだんと苦しくなってきてしまいました。
ほんとうに4年もたつのに・・・です。
まわりにたくさん人がいたので、感情をぐっとおさえながら
その場をあとにしました。

古い建物もまだ残されていて、まだ完全に移行をしていないようでしたが
いずれは、古い建物は壊されてしまうのでしょうか。
一部残されるとも聞いたのですが、詳しくはわかりません。
行けば、いろいろ思い出して感傷的にもなってしまいますが
それでも、全部壊されてしまうのは、やっぱり淋しいような気がします。
つらい思い出があっても、晴香と多くの時間をいっしょに過ごした場所ですから。

沙織の突然の病気で久し振りに出かけていった県病院。
新しくなったことは聞いていましたが
実際に建物の中に入ってみると、外から眺めているのとはまた違った思いがしました。


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