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夏の終わりに [思うこと]

全国的な猛暑に見舞われた今年の夏。
お盆のあたりまでは、夏だから仕方ないとまだまだ頑張れていたのですが
お盆を過ぎてからのあきれるような暑さ、
9月に入ってからの、追い打ちをかけるような暑さには、ほとほと参りました。
もうほんとに、参りましたと観念して、あきらめるより仕方がなかったのですが、
それでも、昼間エアコンで凌げたり、暑いといいながらも汗をダラダラ流しながら、走りまわるエネルギーのあった自分なんかはまだいい方で。。
闘病中の方や、抵抗力の弱った高齢の方、あるいは連日炎天下や冷房のないところでお仕事された方などは、ほんとうに厳しい日々を送られたことでしょうね。
今日の雨で、グンと気温が下がってきたから、これでやっと
日本列島お騒がせし、多くの人が多大な迷惑を被った猛暑も
終りを告げたようですね。やれやれ~。

心配していた実家お隣の”ゴンちゃん”は、やはりこの夏を乗り切ることができませんでした。
お盆もちょっと前の頃だったとか。
それまでにも、”ゴンちゃんが死んだ!”騒動があったらしい。
もう目も見えなく、考える力もなくなっていたのか、あるいは暑さで朦朧となっていたためなのか
道路の真ん中に、ゴンちゃんがフラフラっと出てきて、灼熱のアスファルトの上にペタンと寝ころんでしまっているところを、姪が発見。もうゴンちゃんが死んじゃった、と思いこんだ姪が、慌てたということが1度か2度あったとか。ゴンちゃんは無事保護されて、事なきを得たとのことだったのだけど。
それにしても、真夏のアスファルトの上に意識朦朧でへたり込んでいたとは、
そのころには、もうすでにゴンちゃんは、半分生死の間を彷徨っていたのかもしれません。
最後の数年は、老衰のためにいろいろな機能がうまく働かず、苦しい思いをしていたようですが、今は痛みや苦しみから解放されて、自由に走り回っているのかもしれません。

夏の始めころから読みかけていた本数冊。
9月に入ってから、市立図書館で借りて読んだ本が数冊。
暑さのために、夜はヘタってしまいなかなか読めなかったのですが
それでも、ぼちぼちと読み進め、中島義道さんの本を3冊、
川上未映子さんの本を3冊、そのほかにも数冊。
こちらに書き留めておこうと思いつつも、暑さのためなのかなんなのかわからないけど
まったく書くことができずにいました。
不思議なもので、書き出すとあれもこれもと書きたい気分が溢れてくることがある一方で
しばらくの間書かないでいると、なぜかなかなか書けなくなってしまったりもするのです。
書かずにいられない・・という時期もあったのに、少しずつ変わってきてるのかなぁという思いもしています。
そうかといって、じゃあこのブログもう終わりにしようという決断もできなくて。
なんとなく終りのような終りでないような・・きっとこうやってだんだんと、ほそぼそきれぎれになって
終末に向かっていくのかもしれません。それもまたいいのかも、すべては自然のままで。。

最近読んだ本について、書く機会があったら、そのときにまた。

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