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最近読んだ本 [本(その他)]

なかなか書けないでいる間に、読んだ本があれやこれや。
ちょっと一言書き残しておきたい・・・とおもいつつ
ただ時間ばかりがどんどん過ぎてしまいました。

今読んでいるのは、遠藤周作氏の「眠れぬ夜に読む本」
本屋さんで、みかけてタイトルにひかれ、衝動買いしたもの。
最近、年のせいか寝つきが悪くて・・(笑)
ところが、冒頭からいきなり
キューブラー・ロス博士の著書『死ぬ瞬間』のことに触れられており
「死によって肉体と共に我々の意識も消滅するのではなく、意識は昇華されて
新しい別の世界に行く・・・」
なんて書かれているものですから、
読んでいて眠くなるどころか、ますます目は覚めてきてしまったりするわけです。
最初の章のタイトルは「生と死について考える」となっているので
こんな内容が書かれていても不思議はないのだけど。。
ただ、遠藤周作エッセイに
『「宇宙は大きな生命体であり、地球もその宇宙に参加している小生命体だ」という考えは21世紀の大きなテーマになるような気が素人ながらしてならない』
なんてことが書かれているとは、読み始めるまでは思ってもみなくて、少々驚いた。

以前飯田史彦氏の「ツインソウル」を読んだ時には
死後の意識とか前世とかいう考えには、そうだったらいいなとおもいながらも
なんとなくちょっとありえなさそうと思う気持ちのほうが強かったように思う。
その後、「生きがいの創造」を読む機会があり、多くの体験者の言葉や、
著者の科学的な分析や、淡々と書かれた文章を読み進めていったり
あるいは、そのほかにもいろいろな本を読んだりしているうちに
現実の目に見える世界ばかりがすべてではないかも
こんな世界もあるかもしれない・・と期待もこめて、以前よりかはそう思うようになってきた。
驚くことに、あの池田さんも、「魂とは何か」の中で、この本のことにふれられている。
そして『その手の本は、普通は「オカルト」である。しかし本書にはそのような抽象や主張がなく、語り方は清潔だった。』とも。
自分が感じたこと(以前の日記にも書いてるけど→http://m-haruka.blog.so-net.ne.jp/2008-06-03)と同じようなことを池田さんも書いてみえて、ちょっと嬉しかった。
ただ、一点気になること。
それは、池田さんが、この「魂とは何か」の元になった「魂を考える」を、自身の希望で絶版にされていること。
なぜ、絶版にされたのだろうか。
理由があってのことなのだろうけど、それがなにかわからないから、気になってしまう。
どなたか、理由をご存知の方があったら、ぜひ教えてほしい。

池田さんの本は、他にも「人生は愉快だ」とめずらしくBOOK OFFでみつけて買った「41歳からの哲学」、それと、「死とは何か」
同じ時にBOOK OFFで買った二ールドナルドウォルシュの「明日の神」(神といってもあの世間一般でいう神とはちがいます・・いわゆるここでの神とは自分でありあなたであり宇宙であり・・・といったもの)
もっと前のになると、河野義之氏の「命あるかぎり~松本サリン事件を超えて」
これを読んでから、同じく犯罪被害者の書かれたものを読もうと
門田隆将氏の「なぜ君は絶望と闘えたのか 本村洋の3300日」
まだ読みかけのものもあるけれど、どれもなかなか読みごたえのあるものばかり。
一言残しておきたいのだけど、なかなか書けないので、今はせめてタイトルと著者名だけでも
ここに記しておくことにしよう。

こういう類の本を読むことが多く、身近な人に本の内容など話そうものなら
「大丈夫?なにかへんな宗教に影響されたの?」
なんて言われたりしそうで、なかなか話せない。
ここだけにこっそり(?)書くことくらいしか今の自分にはできない。
いわゆる宗教には興味はないのだけど。。
それでも、世間一般から見たら、生とか死とか、輪廻転生とか宇宙とか
そんなことを考えたくなる自分は、やっぱりヘンな人にみえるのだろうか。

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