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久しぶり [思うこと]

ずっと、日記書けないまま、なんと2ヶ月も経ってしまいました。
3月に無事公立高校に合格した娘も
4月から毎日、元気に学校へ通っています。
部活は、高校でもやはりバスケットに入り、毎日張り切って練習に参加しているようです。
新しい友達もでき、新しい環境にも少しずつ慣れてきたようです。
希望を持って、明るくがんばっている子供の姿をみられるのって、ほんとに幸せなことですね。

一方では、最近高校生が被害にあう悲惨な事件が頻発しているので
いろいろと心配も尽きませんが。。
無事に帰ってくるとホッとする毎日です。
ホントに、もっと安全な世の中になってくれたらいいのに。
いつになったらそんなときが訪れることやら。
悲嘆のため息がでるような事件ばかりが続けて起きて、いやになるこの頃です。

娘が高校生になり、卒業した中学校とはすっかり縁がなくなり
私も、学校へ行くことはもちろん、そちらの方面にでかけることさえも
このごろではあまりなくなってきました。
晴香や沙織がお世話になった先生も、何人か転勤されていきました。

きのう、久しぶりに中学校の前をとおりかかり
とても、懐かしい気持ちになりました。
でも、以前のように、もうそこには娘たちはいない
沙織が通っているころは、なんだか晴香までそこにいるような気持ちになっていたのだけど
きのう通りかかったときは、そういう気持ちにはなりませんでした。
懐かしくて、ちょっぴり淋しいような、そんななんともいえない気持ちにはなったのですが。。

もしかしたら、沙織の卒業とともに、
私自身も気持ちの上でいっしょに卒業したのかも。
晴香は、卒業式を前になくなってしまったので、卒業しないまま。
これまでは、晴香が・・というよりは、親である自分自身が
”中学生だった晴香”だけじゃなく、”晴香が通っていた中学校”にも
想いをのこしていたのかもしれない。

人の気持ちって、時間とともにかわっていくものなんですね。
もちろん、時間がたてばかならずかわるっていうものでもないんでしょうけど。
きっかけになるものももちろんあるんだろうし。
それは、できごとであったり、言葉であったりするのかもしれない。

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E・G

こんにちは、おひさしぶりです。
時とともに人の気持ちも変わっていく・・。
でもそれは決して悪いことじゃ、ないんですね。
時間によって熟していく人の内面について池田晶子さんも語っていました。人の体験が時のなかで熟成され昇華されていく、そんな過程を自分も楽しみにしたいと思います。
さて、池田さんと言えば「知と信を巡る対話」がとても良かったです。
池田さんよりお相手の大嶺さんの語っている時間のほうが長いのですが、対話というかたちによって、すっと胸に入ってくる言葉がありました。
池田さんもまたここから変わってていくような予感を感じさせる内容だったのですが・・・病後の写真?に思わず涙しそうになりました。

by E・G (2008-05-21 19:10) 

はるママ

娘を亡くした悲しみや寂しくおもう気持ち、またあいたいと思う気持ち
こういうのがなくなったというわけではないんです。
でも、亡くした直後の呼吸をするのもつらいような
あの苦しく激しい悲しみとは変わってきているようなのです。
5年という年月が、私の気持ちをかえていったということもあるのでしょうが
ただ時間だけでなく、そのときそのときの自分に必要な人との出会いや
ことばとの出会いがあったことも、大きな影響を与えてくれたとおもっています。
出会いというものは、必然であるとよく言われますが
自分にとっても、多くの出会いが必然であり
出あうべくして出会ったものに感じられます。
池田さんの本との出会いも、まさにそれですね。
『睥睨するヘーゲル』を読んだあと、しばらく池田さんの本から
遠ざかっていますが、また機会をみつけて
まだ読んでいない本を、読んでいきたいとおもっています。
『知と信を巡る対話』も要チェックですね!
病後の写真のことは、知りませんでした。
見てみたいような、見たくないような・・・ですが。

by はるママ (2008-05-22 18:10) 

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