いつのまにか [池田晶子]
11月も後半になってしまいました。
前回の日記が10月19日なので、1ヶ月以上も更新してないことになります。
いろいろ思う事や書き留めておきたいことはあるにはあったのだけど・・・
どうも最近疲れやすくなったのか、パソコンに向かっても
なかなか書こうという気力がわいてこない。
忙しくても、疲れていても、
書かずにいられないときは、今までにもあったのだけど。。
書いて発散したり、まとまらない思いを書くことによって
頭の中や、心のうちを整理してきたようなところがあったので
まぁ、そういう意味では、書かないでいられるというのは
いいことなのかもしれないなぁ。。
ところで、ずいぶん前から読み始めた池田さんの本2冊、
やっと読み終えました(^^;)
2冊のうち、あとから読み始めた「暮らしの哲学」は
割とはやく、数日で読んでしまったのだけど
最初に読み始めた「残酷人生論」のほうは、読み終えるのに
何日もかかってしまった。
特別本が分厚というわけでもないのだけど
非常に凝縮された内容になっているので
錆付き始めた自分の頭ではすんなりと理解や納得できないことも。
読んでは、考え、また読み返してみたり。。そして時にはしばし中断したりとかも。
そんなわけで、読み終えるまでに思いのほか時間がかかった。
考えさせられることはたくさんあったのだけど特に
「倫理は自由である。そして道徳は強制である。」
「善悪は精神にあり。」
「幸福は外ではなく内にあり、宿命は魂にある。」
などなど。。たしかにそうだなぁと共感させられたところもいろいろ。
ある人がこの本のことを、池田晶子の集大成ともいえる「14歳の哲学」に繋がる、
非常に大切な本だと書いていたように、自分にとってもこれからも手元において
読み返したい本の1つになりそうです。
一方の「暮らしの哲学」は
これまで読んできた池田さんの作品とは雰囲気ががらりと変わっていて
ちょっと驚きでした。
長くなりそうなので、この本については、いつかまた改めて書くことにします。
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