晴香の同級生~模擬テストに思うこと [思うこと]
今日、10月7日は今年度第2回目の模擬テストの日。
県内の中学3年生の多くは、このテストを受けに行っています。
進学希望者の多くが受けるので、受験生にとっては
進路を決める目安にもなる、大切なテストになっているようです。
沙織も今年中3の受験生。今頃テスト問題と格闘しているころだと思います。
4年前の、この第2回のテストが行われたのが
10月5日、日曜日。
この日は晴香の告別式の日でもありました。
晴香も当時中3だったのですが、8月半ばからずっと病院にいたので
学校のことは、ほとんどなにもわからない状態でした。
もちろん、この日が模擬テストの日だということも。
晴香の同級生やお友達の中で
何人かの子たちが、この日のテストを休んで
告別式にきてくださいました。
あのときは、自分自身も頭が混乱していたし
周りの人のことをいろいろ考える余裕もなかったのだと思います。
みなさんがどんな思いで来てくださったのか
今になって、お友達の気持ちがわかるようなおもいがします。
式にでてくれたお友達にも、テストを受けにいったお友達にも
もしかしたらテストを受けようか、式にでようかと
ずいぶん悩ませてしまったのかもしれません。
式にでられなかったからと、翌日毛筆の写経を持ってきてくれた子もいました。
それは、中3の男の子が書いたとはおもえないほど
すばらしく綺麗に丁寧に心を込めて書かれていて、
受け取ったとき、言葉に言い表せないほど感動したものです。
そのころも、みんなの気持ちがわかったつもりでいたけれど
今、中3の娘が同じ立場になってみて
あのときの、みんなの立場が、気持ちが、はじめて本当にわかったようにおもえました。
それにしても、晴香はいい同級生に恵まれていたなあと。
このごろ、また改めておもったりしています。
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