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千の風になって [テレビ番組(ドキュメンタリーなど)]

秋川さんの歌う”千の風になって”が話題になっていますね。
さくらさんのHPや書店にでている本などでも目にしていましたし
スペイン在住のかたから、メッセージでこの詩をおくっていただいたこともありました。
以前から素敵な詩だなあと思っていました。

この間の土曜日、NHK衛生放送で
”千の風になって”が再放送されていました。
その日は一日予定がなくて
暇にまかせて、たまたまチャンネルをまわしていてみかけました。

”千の風になって”は作者不詳ということですが
19世紀末に米国に渡った英国人が残した詩という説や、
米国先住民から伝承された詩など、様々な諸説があるそうです。
アイルランドにも同じような雰囲気の詩があるそうですが
この詩が生まれた土地の人々は
『命は木にも川にも山にも、流れる水にもふく風にも
宿っているものであり、
人が死んでも終わりではなく、形をかえて永遠にあるものだということ』
命というものをそんな風にとらえているという。
日本にも古くには、アニミズムと呼ばれる似たような信仰がありました。
私たちの祖先は、自然を尊び、自然とともに生きてきたんですね。
いつの間にか私たちは自然を尊ぶことをしなくなり
それどころか、人間の力を過信し、自然を尊ぶ心をなくし
気が付いたら自然を取りかえしがつかないくらい破壊してしまっています。

千の風になっての詩から、話がそれてしまいましたが
そんなことを思いながら、先日の放送をみていました。

この詩に関する書き込みをあれこれみていて
私の想いと近い書き込みがありました。
そこには次のようなことが書かれていました。

この詩は、生命は永遠だと教えてくれているんだと思う。
宇宙自体がひとつの生命だから 人はいつか死ぬけど.... 気持ち的には悲しいけど....本当は死なない 宇宙それ自体に溶け込む..... そしてまた縁があれば この世界に形として生まれてくるんだと思う。

これまでに読んだきた本の中にも
同じようなことが書かれていました。
寂聴さんの「般若心経」
最近読んだ「神との対話」
すべての命は1つ。
すべての命はつながっている。
だから、亡くなった人とも今生きている私たちとも
どこかでつながっているんですね。

仏壇のなかやお墓の中よりも(納骨してないからあたりまえだけど・・・)
ふく風や、青い空を眺めたときなどに
亡き娘を感じたりするのは、きっとそういうことなんだろうなあと。


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